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「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

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20『オタク』と『倶楽部的思考』への考察

「うつ」人の考察:「オタク」と「倶楽部」的思考について考える。

 昨日の日記『妻』自動車学校で仲良くしている?二人の若者のことを書きました。
 昨日、『妻』とお話をしていた時に「モテル奴ってドンナ奴なんだろう?」ってことになりました。
 今日は、一日中、ボーっと考えていた「オタク」と「倶楽部」的思考について書かせてもらいます。

 『私』『妻』少し変った処のある人大好きです。
 我々自身、自分は『ゴク、マトモ』だと思っていますが、周りから見れば『変人』なのかも知れません。
 『夫婦』というよりは、同じ考え方をするツレという関係に近いような気がします・・・。

 現在『私』と『妻』は「うつ」症状のために少し大人しくしています。
 そこで今まで仲良くしてきたツレを考えてみると・・・『変な奴らバカリ』が思い出されます。

 インド単身旅行中飛行機出発の時間に間に合わないと「タクシー」に飛び乗ったD氏。
 チンタラ運転するドライバーに、後部座席から首を絞め、「早く行かんか!こら!」と叫んで、出発時間に間に合った4ヶ国語(英語、標準語、名古屋弁、関西弁)を自由に使いこなすD氏です。
 
 大学卒業後、市立の図書館に通い詰め、『ゴルゴ13』読むほどに『法律書』を読めば、屹度、『司法試験』に合格したであろう『雑学』の大家、プータローI氏。

 職場で知り合ったD氏その大学の同級生I氏です。
 始めて『妻』を連れて一緒に飲んだ時のこと。
 「○○チャン(『妻』の名前:自分でもチャン付け)、それ未だ食べてない!」
 叫ぶ『妻』唖然としながら「どうぞ!」と箸を止めた両氏。
 二人とも『私』より5歳年上ですが、その瞬間に『妻』も仲間になっていました。

 中華人民共和国の成都から『ラサ』に向かう旅行の時の話。
 急に旅行を思いついたため、熊本空港から『ドラゴン航空』を利用して、「香港」経由の航空機チケットしか手配できません。
 早速、高校時代からのツレ『テッチャン(鉄道愛好家の総称。蔑称?)』電話します。
 キッチリ10分後に、全て『普通列車』熊本空港まで繋げてくれました。
 旅行の最初から、それも国内を、2日間列車に乗り続ける根性がなかったため、その助言は『没!』になりましたが・・・。
 『歩く時刻表』と呼ばれる彼。
 高校時代の偏差値『数学』は軽く80を超え『現代国語』は40に満たない少し不思議なN氏です。

 同じく高校からのツレで、大学卒業後に一時期、同じ組織に属していたS氏。
 『スキー』にしても『テニス』にしても、女性が好むスポーツに励みながら、凝り性の性分から、女性ソッチノケで、己の技術上達にバカリ関心のあったS氏。
 結婚した女性ボランティアの一環だと言っていました。

 この2人とは、年始年末には必ず酒を飲んでいました。

 高校時代は余り親しくなかったのですが、同じ組織に属していたため急速に仲良くなったS氏。
 新入者研修自己PR「『クリーム・レモン』は全巻持っていますので、貸して欲しい方は連絡を!」とやった豪傑です。
 『ロリコン・エロ・アニメ』愛好癖隠すものだと思いますが・・・普通!

 地元の企業に就職し、営業驚異的な数字を上げながら、『ブツブツ説教を垂れる実力のない専務』に、「テメーみたいな公家野郎は、上司に尻でも貸してりゃいいんだ!」『飲み会』『打ち壊して』辞めてしまったY氏。
 彼の失業保険額我々公務員の給料上回っており、誰からも同情されませんでした。
 
 この2人とは、事ある毎に酒を飲んでいました。

 大きく3つに分かれたグループは、相互に干渉することなく今まで続いています。
 そして『妻』は、何時の間にか全てのグループの一員になっています。

 他にも、
 「面白い話があるんや・・・(間)・・・。」
 話は全く面白くありませんが、その『間』が非常に面白いコンピュータ・オタクのK氏。

 「私はこれで。」
 飲み会食べるものが無くなると急に帰ってしまう何時『協調性の無い』を枕詞として呼ばれていた『協調性の無いM氏』
 「『不幸』○○(『私』の苗字)は、いませんか?」職場に連絡してきたバカ者です。
 私の結婚式でも「『不幸○○』に幸せは似合わない!」コメントし、『妻』を爆笑させてくれました。

 「コンノ○○って知ってる?」
 ある職場の席初めて座った時挨拶です。
 殺した方『宮崎勉』は覚えている方もみえるか知れませんが、殺された方『少女』の名前普通覚えていません。

 非常に忙しい職場で、殆ど自席に座ることがありません。
 交差する時には、必ず「うんこ!」と言って励ましてくれました。
 『「うんこ」の話』『風俗店』が大好きな『ロリコン・ホモ』変質者M氏。
 人事担当しています。

 私の結婚式でも「『蓼食う虫も好き好き』と言いますが・・・」コメントし、『妻』を爆笑させてくれました。

 全く『モテソウナ』要素の欠片もないモノたちです。
 このモノ達が、二人を除いて結婚しているのは、『神』『御加護』『悪戯』ドチラかとしか思えません。・・・『悪戯』の可能性が、随分と高いような気もします。

 ここまでは、もてないながらも交友のあった人々です。

 『妻』は、他にも・・・。
 『テッチャン』で、兵器・武器オタク。
 『テッチャン』で、歴史マニア。
 『テッチャン』で、少女コミックオタク。
 の方々『一遍、お話がしたかった。』今でも嘆いていますが・・・。
 外から見ていると楽しいですが、一緒に酒を飲みたいとは思わない『私』です。

 此処等辺『一本の線』がありそうです。
 何処等辺?聞かれても困ってしまいますが・・・。

 今までの環境というか、『私』の周りに集まってくれるのが、コウイウ方々ですので、『モテル』男性というのは見たことがありません。

 仲間内で情報を収集・交換「『お洒落なお店』を良く知っていて、何かあった時に頼りになる男性」というのが、一般的な『モテル』男性像なのでしょう。多分・・・。

 彼らは、決まって『倶楽部』(仲間)を作って、その中だけ「○○はテニスが上手い。」「○○はスキーが上手い」楽しんでいるようです。
 そして、決して『倶楽部』(仲間内)からは、出ようとしません。
 
 初めて『倶楽部』(仲間内)を出ることになる新婚旅行。
 『menu』という文字すら読めず慌てふためいたり、パック旅行に何故か『地球の歩き方』を持ってきて、『無言で食事』をした後に、ヤワラ「メルシー」と一言だけ残して席を離れる。

 確かに『地球の歩き方(フランス編)』には、そう書いてありました。
 勿論、「無言で食事しろ」なんて書いてませんが・・・。
 でも、元々この雑誌は、「安く一人旅をする」ことをコンセプトに書かれています。
 それに、一人旅をしていれば、「この本」に書かれたこと『如何に出鱈目か』痛感している筈です。

 『私』や『妻』は、「フランス共和国」でも強引に『和製イングリッシュ』で通しましたが、何の問題も無く、現地の方親切に対応してもらいました

 そういう輩などが、「『お洒落なお店』を良く知っていて、何かあった時に頼りになる男性」なのでしょう。
 
 パック旅行のオプションだろうと思いますが、ホテルに紹介してもらった『店』一緒になったカップルがいます。
 我々は、良く喋り、良く喰らい。
 まあ、『店』の雰囲気がそうでしたから問題なく済みました。

 そのカップルです。
 男性は、ヒタスラ『無言』で食べ続け女性は、不貞腐れ『廻りに微笑んで』ワイングラスを傾けています。
 『バウチャー』を持っていたようですが、食事が終わる頃、添乗員が駆けつけ、添乗員支払いをして、慌しくタクシーで帰っていきました。

 『私』も『妻』少し呆けて、その様子を見ていました。
 
 高級ホテルコンシェルジェに言えば、料金に見合った『店』を紹介してくれますし、予約もしてくれます。
 『何処にあるのか』印を付けた地図もくれます。
 勿論、無料です。

 タクシーか、地下鉄『店』に向かい、「予約済みだ」と伝えればチャンと席に連れてってくれます。
 『menu』を見ながら、「何が旨いのか」ボーイに聞いて注文し、喰って、金払って終わりです。
 
 何故、この程度の事が出来ないのか?
 とても不思議です。

 そういう『モテル』男性諸氏は、『倶楽部』=『仲間』を大切にして、一生その中だけで過ごして貰いたいものです。
 誰に迷惑を掛ける訳でもなく、『良識的な人々』として、既存の社会優しく微笑むでしょう。

 でも『私』や『妻』は、モテソウモ無い『オタク』が好きです。
 時に、彼らの偏向したトンデモナイ知識が、世の中を変えていくのですから。



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